吟醸酒の美味さの秘密

吟醸酒の美味しさの秘密は、大量に作られる普通酒と異なり、米の選定から精米・洗い・蒸し・麹造り・仕込み・絞りとすべての工程で時間と人の手を掛け、丁寧に造られる。

@ 精米度合いに比べ時間を掛け、丁寧な精米を行う。

A 米の洗いは手洗いで丁寧に行います。

一般の酒

米を30%削るのに10時間前後

一般の酒

機械で洗う

吟醸酒

50%削るのに40時間以上掛ける。

吟醸酒

手で洗う

 

 

 

B 米の蒸し

C 麹作り

一般の酒

連続蒸し米機

一般の酒

連続製麹機等で一度にたくさん作る。

吟醸酒

「こしき」という大きな釜の様な蒸し器で蒸す。

吟醸酒

「麹蓋」と呼ばれる四角い盆の様な、そこの浅い木の容器で少量ずつ分けて作る。つきはぜ型の麹と呼ばれる吟醸に適した麹を造る。

 

D お酒の絞り……発酵の終わったもろみをしぼって酒をとる工程

 

一般の酒

機械で圧縮してしぼる

 

吟醸酒 

もろみを詰めた布の袋を槽(ふね)と呼ばれる容器に入れて絞る。

        


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