「北多摩の散策:村山紬を勉強し岩風呂を楽しむ!」

 8回目のイベントは、平成9年に入り梅の香る3月8、9日の2日間、国分寺をスタートし北西に道を辿り青梅の北側まで、 北多摩地区を散策、目玉は村山紬と地酒吟雪。そして、岩蔵温泉に一泊し岩風呂を楽しんだ。


 日程

   ・日時:3月8(土)〜9日(日)
   ・集合:JR国分寺駅コンコース(改札出口付近) 午前10時
       9名が参加、車2台・・・駐車有料(0101が便利)

 コース

  1)国分寺
     ・殿ケ谷戸公園(駅から数分)・・・集合後歩いて到達、有料
        結構広い、ゆっくりと散策する。茶室もあり
        閑静な佇まいである。湧き水が少なくなっている。
        カタクリの花がはや咲いていた。
     ・お鷹の道散策、国分寺跡・・・車で移動して門前に駐車
        別名はけの道:湧水をはけと呼ぶ。うずらが藪にいる、
        お百姓さんが野菜を売っている。

  2)昼食・・・早めに
     ・「醍醐」:一橋学園駅近くの蕎麦屋(0423−44−2828)
           天然の山葵をすり下ろしてざるそばをいただく。

  3)玉川上水
     ・緑道散策:小川橋(小平市)
           水流で結構深く掘られている。
           「こなら」の木が緑になれば緑道か
     ・薬用植物園:東大和市・・・青い蘭はまだでした。

  4)モノレール駅見学(東大和市)・・・車中から

  5)産業見学:今回の第一の目玉です


     ・村山紬:田房(たふさ)染織さん  0425-60-0116
          職人さん休み、ご主人(田代悦康:伝統工芸師)の説明を聞く
          後継者の隆久伝統工芸師自慢の織り、ネクタイを記念に求めた
          しかし、昔多かった同業者もいまではここ1軒とか、
          道具の作り手がいなくなるのは問題。


     ・吟雪:地酒(武蔵村山市:渡辺酒造) 0425-62-3131
         6代目候補に直に説明を聞く、杜氏が酒を仕込むタンク
         (樽ではない)のそばを酒の香りを嗅ぎながら見学。
         さらに、船口から新酒(原酒)をいただく、旨い!。
         運転手は一杯だけ(?)
         ビデオで全工程を勉強、酒粕にワンカップのお土産つき。
         追加で原酒を買ったのは”呑んべい”の諸氏。

  6)街道筋の見学:
     ・3本榎(2本しかありません、1本は移植)
     ・残念ながら、3名がここでお別れ


  7)お宿:岩蔵温泉(青梅市)
     ・儘多屋 :0428−74−4221
           明治からの老舗、日本庭園、岩風呂がよい。2次会は、門馬さん差し入れの濁り酒でした。



  8)明けて9日のコース:宿で決める
     ・内沼きのこ園:旅館の近所(9時から)  0428−74−4528
             オーナーご夫妻の茸作りに賭ける情熱に耳をかたむける。畑の有効活用に感心した。
             インターネットの活用を研究中とのことでした。
              シーズンオフで、あと1ヶ月。でも椎茸をお土産にもとめる。

     ・飯能窯:陶芸家のスポンサーがうようよ居る多摩DEC会らしく、近くに窯が在ると聞き、取り敢えず訪問。
           広くて気持ちのよい所。作家は、結構面白い作品を手掛けている。青磁の青が鮮やかに出ている。

     ・医学文化館:解体新書を見に行ったが、あいにく臨時休館。

     ・梅まつり・・・吉野梅林散策を試みたが、最盛期の混雑。車中から香りだけ楽しんで早々と退散。

  9)お昼
     ・西多摩散策の時利用した、うどんの”かんいち”にて昼食、解散。

 結構盛りだくさんの内容でした。多摩の伝統的産業が期待以上に見学できて良かったと思いました。


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