国道16号の旧道を車で橋本から八王子方向に走ると、町田街道を過ぎて間もなく左手に 滝が流れている建物??が見えてくる。
では、ご紹介にかかるとしましょう。
1Fの入り口の池を見ながら奥に進むと、そこにはエレベーターの入り口だけ。
建物の本体は高台の上にあるので、フロントは上の階にあったのです。前述の滝はエレベ−ターの通り道の外側、建物の外壁に沿ってデザインされていました。夜もライトアップされてとてもきれいです。
靴の履き替え場所も広々して段差も小さい。ここに限らず館内の段差はバリアフリー仕様で、お年寄りへの配慮が行き届いている。(でも段差がないとトイレのスリッパを履いたままでてくる人が多いらしい...余計な話しでした!)
チケットを買う。大人1000円、子供500円。安い!タオルはさすがに付かないが、シャンプー、ボディシャンプーは備え付けがあるので持っていく必要はない。緑色のロゴ入りのタオル は250円だったかな。オープン記念におひとついかが?
ロッカーキーを受け取り風呂の入り口ののれんをくぐる。
2つある入り口のどちらをくぐるかは偶数日と奇数日で異なる。奇数日は洋風が男性、和風が女性だったと思う。サウナにこだわる人は洋風・和風で仕様が違うので日を選んだ方がいいかも。
着替えをしていると係りの人が整備のために作業をしていた。よく見ると若い女性なんですね。他の施設では見たことがありません。オジサンにとっては恥ずかしいような嬉しいような複雑な印象でしょう。でもこれも新しい施設ならではの試行錯誤。彼女たちさえ嫌でなければ続けていただいてもいっこうに構いません・・・新鮮でいいよね(笑)?!
のれんをくぐってフロント前にでる。目の前の喫煙コーナーが煙りモクモク。これは女性には不評でしょう。せっかくのシャプーのいい香りが台無し。あんま機の位置と入れ替えた方がいいんじゃぁないでしょうか??
壁にはパネルがあり削掘の経過がかかれている。石油の削掘チームが1381mを2ヶ月で掘ったとか・・・、地層図とかボーリングのビットも展示されている。温泉分析申請者は橋本自動車学校とある??? 教習所の多角化?? 意外な事実でした。
一通り読んで休憩コーナーで一服。ゴロゴロできる広さがあり、タタミが心地よい。なんとテレビは壁掛け。座布団を枕にいい気持ち・・・。
自販機のビールと軽食を買って食べている人が多い。飲食物持ち込み禁止なのでここで買って食べるしかないですね。しっかりした食事処があるといいんですが。これは将来に期待しましょう。
これまで3回車で行ったが、駐車場は100台くらいは入るし、休日のメチャ混みの時以外はすんなり駐車できる。バスも八王子・橋本からかなりの本数がでている。町田街道と旧16号交差点の坂下のバス停で下車、八王子方面に向かって3分道を上る。帰りは下りなので汗はかかない。お酒も考えているならバス利用がおすすめ。
橋本南口の不動産屋さんの前からは1時間に1本の無料送迎バスもある。
道が空いていれば駅から大して時間はかからないので気楽に行ける。近くにこんなに手軽な温泉銭湯ができたことはとっても嬉しい。
最初の取材日は軽食コーナーや屋上遊歩道はまだオープン予定であった。マッサージや食事処、レストルーム、カラオケもないが、いつかは新しい要素を加えて銭湯を脱皮してゆく施設だろう。
これからも時々足を運びたい一湯である。
ロテン・ガーデン:東京都町田市相原町358