⇒1.〜2.はご察しのとおり、タッチダウンとなります。
3.は、守備チームが自陣エンドゾーン内でインターセプトした場合です。 インターセプトしただけではデッドにならずプレイは続行されることに 注意してください。
「ファンブル」とは「パス、キック、成功した手渡し以外で、プレーヤーがボールの確保を失う」
行為です。(確保している状態からボールを取りこぼすような状態です)4.は、相手ゴールライン手前でボールをファンブルした場合。ボールがグラウンド に触れればそこでデッド(4-1.および4-2)ですが、誰かがキャッチすればプレイは 続行です。そして相手チームの選手がキャッチすればそれはインターセプトと同じ 扱いになります。(3-1<=>4-3、3-2<=>4-4、3-4<=>4-5 にそれぞれ対応)
4-1は通常のファンブルの扱いです。(ゴールラインが近くなくても同じです。)
4-2は非常に判りにくいですが、例外的なケースで注意が必要です。
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- なお、ファンブルされたボールがグラウンドあるいはアウト・オブ・バウンズにある 物に触れる前にキャッチされた場合には、プレイを続行しますが、これは以下の ルールによっています。
- 《関連ルール》
- ・第6編第2章2 キャッチ
- バックワード・パスやファンブルは、フィールドの全てのプレーヤーがキャッチ 出来る。キャッチされた場合は、プレーは継続する。
→ この場合、5.と同じ扱い。
→ セフティ5.〜8.は攻撃側が自陣のエンドゾーン付近でプレイを開始した場合です。 また8.は、守備チームが自陣エンドゾーン内でインターセプトした場合にも起き 得ます。
以上 (2002.10.01 T.Mori)
[付録:「第12編 定義」より] フィールド・オブ・プレイ 両ゴールラインとサイドラインで囲まれた地域。 つまりエンドゾーンでもアウト・オブ・バウンズでもない地域。 アウト・オブ・バウンズ フィールドの外側、場外。サイドライン、エンドラインはアウト・オブ・ バウンズである。 なお、サイドラインの上空はアウト・オブ・バウンズではなく、サイドライン やエンドラインに触れた場合、およびサイドラインやエンドラインの外の 地面や物にふれたときにアウト・オブ・バウンズとなる。 ファンブル パス、キック、成功した手渡し以外で、選手がボールの確保を失う行為。 従って確保を伴わないものはファンブルではなく、キックされたボールや フォワードパスをキャッチし損なう行為はファンブルではない。次の マフに相当する。 マフ キャッチ又はリカバーしようとして、ボールにタッチしたがキャッチ又は リカバーできなかった行為。