アウト・オブ・バウンズ(「第12編 定義」より) フィールドの外側、場外。 サイドライン、エンドラインはアウト・オブ・バウンズである。【解説】
- ・第1編第2章1
- フィールドは40ヤードのエンドライン(短辺)、80ヤードのサイドライン(長辺)で囲まれた長方形である。フィールドは10センチのラインで引き、ラインはフィールドに含まない。長辺両端のエンドライン、ゴールライン、サイドラインに囲まれた地域がエンドゾーンである。両ゴールラインとサイドラインで囲まれた地域がフィールド・オブ・プレーである。ゴールラインはエンドゾーンに含まれる。
- ・第2編第2章1 プレイの終了
4) ボールがアウト・オブ・バウンズ(ボールキャリアの身体の一部又は ボールがアウト・オブ・バウンズにいる選手又はグラウンドに触れた)に なった時。
ゴールラインとサイドラインが交わる点に赤い直方体のコーンを設置することが ありますが、厳密にいうと下図のように置くべきで、これに触った場合には アウト・オブ・バウンズとなります。(上記関連ルールの「アウト・オブ・ バウンズにいる選手」というところを「アウト・オブ・バウンズにある物」と 読み替えます。)
│ゴ│ │|│ エンドゾーン│ル│ フィールド・オブ・プレイ │ラ│ │イ│ │ン│ ─────┳━┷━╋─────── ← コーンの内側がエンドゾーンに入らない。 サイドライン┃ ┃ サイドライン ─────┨ ┠─────── ┃ ┃ ┗━━━┛ ↑ コーンの右側がゴールラインよりフィールド・オブ・プレイ側に でない。
- ・第6編第3章5
- 空中でキャッチしたプレーヤーが、アウト・オブ・バウンズに出る前に、フィールド内に片足を着地すれば、フィールド内のキャッチとなり、パス成功である。
- ・第12編 11「キャッチ」の定義
- グラウンドに触れていない、空中にあるライブボールをプレーヤーが確保する行為。
1) ボールを確保、制御したプレーヤーが、最初に着地した片足がフィールド 内であればキャッチである。 2) レシーバーが着地と同時にボールの確保を失ったら、キャッチではない。 3) フィールドのグラウンドに膝をつく又は身体を倒しているプレーヤーでも キャッチ出来る。
- ・第6編第3章5 前進地点
- ゴールライン間でプレーが終了した時(ボールがデッドになった時)、 ボールの最先端(最も相手ゴールラインに近い部分)が前進地点である。
ただし、ボールがアウト・オブ・バウンズに出た時は、ボールがサイド ラインを横切った地点が前進地点である。
- ・第6編第3章3 フォワード・パスの有資格レシーバー
- 攻撃、守備いずれのプレーヤーもフォワード・パスをキャッチする資格を 有する。ただし、ダウン中に自らアウト・オブ・バウンズに出た攻撃の プレーヤーは、守備のプレーヤーがボールにタッチした後でしかボールに タッチできない。
反則
不正なボールへのタッチ
罰則
プレビアス・スポットから5ヤード