「宣言パント」ルール
以下は、このルールを採用する場合のパントの手順です。尚、このルールを
採用する場合には、以下の点もあわせて検討の上、採用を決定してください。
- 宣言しないパントを有効とするか否か。(JTFAルールでは有効)
=
- すべてのパントを「宣言パント」とするか否か。
攻撃側チームは、前のプレーが終わってからレフェリーが「レディー・フォー・プレー」を宣言するまでの間に、つぎのプレーがパントであることをレフェリーに申告することができる。
申告があった場合、レフェリーは両チームに対して、次のプレーがパントであることを宣言する。
レフェリーは両チームに宣言が伝わったことを確認の上、ボールをセットしてレディー・フォー・プレーを宣言する。(笛を吹く。)
攻撃チームはレディー・フォー・プレーから25秒以内にパントを行う必要がある。(ディレー・オブ・ゲームの反則)尚、この場合もセットされたボールを後方にスナップしてプレーを開始しなければならない。また、攻撃側の要件である、スナップ時にスクリメージ・ラインに3名以上の選手がいなければならないという条件も満たさなければならない。(イリーガル・フォーメーションの反則)
攻守両チームの選手は、スナップからパントされたボールがスクリメージ・ライン(前の攻撃の終了地点)を越えるまでの間、スクリメージ・ラインを越えて相手側に侵入してはならない。(オフサイドの反則)
(なお、女子の全国大会では、これに加えて、キックの瞬間にキックする選手以外が静止している必要がある。)
パント宣言を行ったチームは、次の場合を除いて必ずパントを行わなければならない。
- パント宣言からスナップを行うまでに以下の事象が発生した場合。この場合、次のレディー・フォー・プレーの前にレフェリーに宣言を再度申告しなければ、宣言はなかったものとなる。(レフェリーは、次のレディー・フォー・プレーの前に確認する)
- 1Q、あるいは3Qが終了したとき。
- チーム・タイムアウトが取られた場合。
- レフェリー・タイムアウトが取られた場合。
- スナップの前にプレーを止める反則が発生して、スナップに至らなかった場合。
- パント宣言からスナップを行うまでに以下の事象が発生した場合。この場合、再度プレーが行われることはない。
実際にパントが行われたが、その間にパント・チームによる反則が発生した場合、罰則の施行によって、パント・チームが罰退してダウンをやり直す場合には、やり直しのダウンのレディー・フォー・プレーの前にレフェリーに宣言を再度申告しなければ、宣言はなかったものとなる。つまり、罰退後に通常のプレーを選択することが可能である。
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