リハビリ開始
12月24日に病院に行きまして、サポーターを外すこと、リハビリを開始することを医師と確認しました。
さすがにギブスと合わせて合計6週間もの間、膝の曲げ延ばしを制限していた為に、
(また怪我したところの組織が内部で固まることもあって)膝が伸びません、曲がりません。これをまっすぐ伸ばせるよう、またちゃんと曲げられるようにすること、
そして、曲げ伸ばしを素早く行えるように訓練することになります。
病院が年末年始のお休みに入る為、その間は通院できなくなってしまいますので、
なんとか26日に最初のリハビリに行きました。
その病院では、リハビリテーション科が別に設置されていましたので、再度そこで
現状を診察してもらい、リハビリの担当医を決めていただきました。
通常の内側断裂だと6週間の固定は長めだそうで、私の場合には最初前十字の断裂の
疑いもあったり、半月板も痛んでいたりということで、長かった分、リハビリも
始める時期としては遅めだそうです。
最初のメニューは、膝を暖めた後の曲げ伸ばしと、スクワットでした。
曲げ伸ばしは、座った状態で、踵を床に付けて足を伸ばし、踵を床に付けたまま、膝を最大に曲げられるところまで、お尻のほうに引き寄せ、そこからまた伸ばすという
動作を繰り返します。だんだんと引き寄せる踵がお尻に近づいてきます。
スクワットは、肩幅に足を開いた状態から両膝を曲げて停止、10数えて立ち上がり、これを30回繰り返すというものです。怪我したほうの膝は、無意識のうちに
庇ってしまう為、両膝に均等に荷重がかかるように意識して行います。
それからもうひとつ、歩くときに、できるだけ「びっこ」にならないよう意識して
歩くというのもあります。
これを病院が休みのあいだ、自宅で行うこととなりました。
リハビリ2週目
正月休みの間、上記メニューを続けましたが、「曲げ」はともかく「伸ばし」が今ひとつ、ということで、上記メニューに以下の「伸ばし」のメニューが加わりました。
床に座った状態で、まくらに足を乗せ、爪先と膝頭が垂直に上を向くようにして足を
伸ばし、膝の上にだいたい2Kg程度の重りを乗せて、10分間静止。
ここまでの状況としては、歩くときに膝を上げると、膝が自然に曲がるという動作が
楽に、また早くできるようになった気がします。リハビリ開始当時は、膝を上げると
棒のように真直ぐ足があがるか、不自然に曲がって今度はその角度のまま降りていた
のですが、なんとか、歩き方を思い出して来た、そんな感じです。
また、ちょっと太股の裏が筋肉痛です(^^;
リハビリ3週目
2週目のメニューをこなしましたが、「伸ばし」に関しては進展がありませんでした。
チェックしてもらったところ、正常な膝ならば、伸ばした状態で自分の意思で膝のお皿を動かすような動作ができるが、これが出来ない、しかも、お皿の回りの膝の機能
には問題がなく、それを動かす意思が膝に伝わらない、という状態とのこと。
長いこと膝の動作を制限していたことと、怪我した部分を無意識のうちに庇ってしまうためにそうなっているとのこと。これを「思い出させてやる」リハビリが必要とのことです。
先生曰く、「焦りましょう!」(^^;)ということで、「伸ばし」の
為に幾つかのメニューが追加になりました。
- 今までの全メニュー(当然毎日)
- 水泳(バタ足)(これもできるだけ毎日)
- 週2回ペースで診せに来る。
最初の水泳に行った次の日に病院に行きましたが、その日の朝からなんだか膝が軽く、先生も「効果有り」ということで暫く続けることになりました。
ただ、まだ膝のお皿を動かすに至っていません。(ちょっと動くかな、動きそう、やっぱダメって状態です。)
ちょっと飛んで(^^;)リハビリ6週目
水泳の効果か、だいぶ膝の曲げ伸ばしがかなりスムースになってきましたが、
「お皿を動かすに至らない」「曲げも不十分」という状態。
リハビリ7、8週目
このところ仕事が立て込んでいて満足に水泳に通えない状態。更に右足(怪我した方)の外側に痺れを感じる。しかし、これは足の怪我のせいではないとのこと。おそらく腰ではないか?、とのこと。
うーん、毎日終電まで仕事している為か?確かに腰もちょっと痛いような...
なんだかリハビリ小休止、という感じですね。いかん、いかん。
リハビリ9週目
仕事は相変わらず忙しいのですが、ちょっと姿勢に気を付けるようにしたら痺れが
治まってきました。やはり腰のせいのようです。
膝の方は小休止の為かあまり進展がありませんでしたが、先生が「試しの走って見ましょう」とおっしゃて、ちょっと(こわごわ)走って見ると、「なんだ走れるなぁ」
ということで、いよいよ、ジョギングを開始することに。
ジョギングというとマラソンを思い浮かべる人が多いと思いますが、ここで始めるのはほんとにjog(揺り動かす、馬を曳く、とぼとぼ行く、という意味)ですからね。
先生からの指示は、
歩幅を大きくしないで、少々の違和感は我慢する、できるだけ左右が均等に動くように気を使う、できれば土、アスファルトはまぁOK、コンクリートはダメ、距離は好きなだけ、
というものでした。
お皿は相変わらず動かないのですが、まぁ、走れるようになるのが、私の最初の
目標なので、良しとしましょう。(かなり楽観的^^;)
それからお風呂での正座の練習も開始。深く曲げるとまだかなり痛く、また正座は
できないのですが、お風呂で徐々に曲げの練習です。
リハビリ10週目
ジョギングを2日に1回、30分程度でやっています。
家から800m程度のところに土の公園がありますので、そこまではアスファルトの
歩道をとぼとぼ(約7分〜10分)、公園を10分〜12分、そして帰りも10分程度をかけています。
久々の運動なので体が重い!です(^^;)
かなり膝は軽くなってきました。会社でも多くの人に「もう足は良くなったみたいね」と声を掛けられるようになりました。普通に歩けている証拠でしょう。