[セレナード第1番・第2番より(ブラームス)]
「ブラームスの第1楽章の第2主題はどれもこれも素敵だね」
こう思っているブラームス・ファンは結構多いのです。堂々として力強いけどどことなく野暮で大げさな第1主題に比べて、ロマンチックで、渋くて、哀愁があって、可憐で、・・・・・・そう、大規模なソナタ形式の中に咲く一輪の花というイメージかな。もちろん例外もないわけじゃないんですが・・・・・。2曲の弦楽六重奏なんかまさにそういう感じですよね。
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[交響曲第5番”運命”(ベートーヴェン)]
・・・・・・・・・さしずめ「本日のメインディッシュは、タタタ・ターンをふんだんに用いた贅沢な一品です」とでもいえるでしょうか。
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