演武の際によく受ける質問
演武をした際によく受ける質問に、新陰流は待(たい)の太刀かと、特に現代剣道を稽古している方から聞かれます。
多くの演武では時間が10分くらいであり、その時間に合う様に、当流の表太刀の代表である参学と燕飛を選び、その間に試合勢法を抜粋して演武することが多いです。
この場合、最初の参学、五本は、相手を働かせて使う太刀、最後の燕飛は懸待表裏が入れ替わる使い方ですが、中間の試合勢法は、相雷刀八勢法から合撃、蝉翼刀相懸流、江河勢、水車勢先撃、中段から直勢、転身・附け打ち、附け撥い、裏を捍ぎ取る、といった抜粋した演武であり、一見すると待の様に見える太刀が多いからかも知れません。
試合勢法の相雷刀八勢法は、初心者から稽古するもので、実際には八本を通して使うと、懸待表裏の様々なパターンを全て網羅して稽古する勢法になっています。当流の本源の転(まろばし)そのものと言えますが、八本通して一般的な演武の場で使うことは少ないので、初めて見る方には気付きにくいかも知れません。
稽古場に見学にいらして、じっくりとご覧いただくことをお勧めします。
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