当会のはじめ
新型コロナパンデミックで緊急事態宣言が出た際に、宗家による柳生新陰流の東京の教場である東京柳生会は、社会的影響を考慮して都道府県を跨る移動による稽古参加を、当時、幹事であった自分が禁止にしました。このため、横浜在住であった自分自身も以降、稽古を休会することになりました。
今後の都道府県を跨る移動制限により稽古ができない事態の発生に備えて、地域に密着して稽古ができる様に、自分の地元である横浜において継続的に稽古できる場を作ったものです。
当会では以下の、第二十世宗家 柳生厳長師の書かれた学規を守って稽古します。
・当会は凡そ道を尊び、祖師先哲の教を信篤し、戒定慧(かい じょう え)、三学の円成(えんじょう)を第一の旨とする出精工夫の道場である。
・この道は学人各自の天性に率(したが)い、本分了畢(りょうひつ)の道なれば、修養是れ生涯の事である。たとえ、得道究達底(とくどう くだつ てい)に到らずと雖も、長養不断なるときは一生の養生、安心の術を錬得することができる。
・会員は天下の広居にいる士大夫(したいふ)なれば、苟(いやしく)も世々の道に背き、武徳を冒し、当会の体面を汚すが如き言動があってはならない。
・固(もと)より独善を放って広く弘流に力め、其道を宣揚して、祖師先哲の深恩に報い、以て奉公する所あるべし。
延春先生から受けた剣の教えと社会人としての教えを後進に「還す」のが自分の務めと思っています。
(「戻る」ボタンで元のページへ戻って下さい)