AS1 レストア作業    その2 2006/09/10

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作業中ですが、現状です。

 

1 燃料タンク

 右下にへこみあり。 塗装は日焼けで白化しています。

さらに下部に塗装が剥げてガソリンが滲んでいます。

 

上部の白化が著しいです。 タンクサイドカバーの白も

くすんでいます。 内部も錆が多くて、タンク下部の左右連絡

パイプも詰まっています。

 

 タンク内部の錆取り。

  タンクを中性洗剤で洗います。 4回ほどシェークして水洗いして

 錆取り剤を投入します。  KREENの錆取り剤を使用しています。

 一晩放置(16時間)し、錆取り剤を抜きます。内部の錆はほとんど

 取れていますが、一部残っています。 さらにRS1000Rを入れて

 シェーク。(15分程でほとんど取れました。)

 水洗いを繰り返します。その後速やかに乾燥させます。

 今回は再塗装するので、バーナーで強制乾燥させました。

 

 タンク塗装剥離。

  剥離剤を塗りつけてしばらく放置後浮いた塗装を削りますが、

 今回は塗装が浮きません。 面倒なのでバーナーで焼ききり

 ました。  その後外面を磨いて、外面の錆取りを行いました。

 

 タンク錆穴の補修

 結局錆取り後のタンクは穴あきでした。3箇所。 半田で埋め込みました。

 1ヶ所はさらにブリキ板で補強しています。

 

 簡単に書いていますが、実際は錆取りを2度繰り返しています。

 水を使わないといけなかったので、再度錆が発生しました。

 最後にタンク内部はシール剤を塗りました。(半田付けが見えていたので

 シール剤投入は最後に。(これが錆再発の原因だが))

 

 塗装作業

  下地に錆止め塗料を塗って、乾燥、磨き 結局3.5回。

 細かな傷が取れなかったので。

 最後に捨ての白塗装を行い。600番で磨きました。

 元の色に塗ります。 元の色はキャンディレッドです。

 デイトナの缶スプレーを使いました。 難易度 プロ級

 キャンディの下地は荒めの銀スプレーですが、甘くないです。

1度で塗って、ぬらが出ました。 2度塗りしました。

キャンディの下地は磨きません。(荒めの銀を生かすため)

 ここから本番。 色はクリアーオレンジで重ね塗りします。

 結局4度塗り。 最初はKAWASAKI Z1のオレンジ、

 2度目がRD等の赤み掛かったオレンジ。4度でやっと

 赤(少しオレンジ)。

錆止め塗装           キャンディレッド

他の部品です。(ヘッドライトカバー、フォークカバー、タンクカバー)

現在乾燥中

 乾燥後2液ウレタンクリアーで塗装予定です。

 

車体の今

あと残りはリア周りと、エンジン。

リアサスの赤は出荷時のキャンディレッド。

 くすんでいたので、磨いてクリア塗装しています。

外した部品たちです。

 

 エンジンのサイドカバーが取れず、goroさんとこに

質問しましたがなんとか取れました。

(大分の方からも連絡いただきました  ちょっとびっくり)

 オイル漏れは。。。。スプロケットが濡れているが

下にオイルが漏れた感じは無い。 オイルリンクは

どうかな?。

 

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