本:博士、博士、はかせ。はっかっせー。おーい。おーい。ばかやろー。博士。 博:何だね本郷君。うるさいなぁ。む、何か変なこと言ってたな。馬鹿というの を不用意に軽々しく使うのは、fj.*においては、結構危険だぞ。 本:いや、そんなつもりじゃないんですよ。ほんの軽いつもりなんですけどね。 博;まあ、面とむかっているからまだいいが、ネット経由で文字だけだとそこら が伝わらないからな。まあ、受けとる側によって、悪意に解釈されても仕方 ないわけだ。そういう言葉はあまり軽い気持ちで使わない方がいいと思うぞ。 本:すんません。これからは馬鹿とは言いません。 博:まあ、そんなに堅くなることもない。とにかく、ネットの上では軽々しく相 手に対して馬鹿といわない方がいいな。だからといって、馬鹿でなければい いとか、阿呆といえばいいという話ではないんだけどね。ここらについては、 過去にも問題となっている話なんだ。まぁ、どういう言葉を使うかはともか く、やはり、品性下劣に思われてしまうのは、長い目で見ると、結局は損に なるわけだな。自分から尊敬されたくないならまあいいが、ま、相手にそれ なりの敬意を払わぬ者は、周囲から敬意を払われなくなるから、そこらは、 それ、普通の社会同様に、あまり不用意に使わんことだな。といって、用意 して使えという話ではないぞ。まあ、自分の発言には責任を持たぬとならん ということだな。まあ、どうでもいいことかもしれんが。で、何か用かね。 本:ふう、まったく、前置きが長いんだから。ということでですね、博士。私、 さっそく、fj.*を読んでみることにします。でも、どうやったらいいんです かね。ト、白々しくも全くの初心者をよそおって改造人間本郷猛は言うので あった。 博:うっ。ト、死紙博士は、まるで正義の味方に正体をばらされた悪の怪人のよ うな顔をして、苦しそうな声で、苦しそうな、うー。やめようよ、ト書きは。 もとい、ニュースを読むためのソフトは山のようにあるのだよ。だから、具 体的な操作方法の解説となると、ここではちょっとフォローできんのだよ。 本:では、それについては、例によってここで、うんぬんあったということで。 博:そうか。必殺の手だな。では、かくかく、しかじか。うんぬん、かんぬん。 本:(白々しく)なるほど、使い方は、よーく、わかりました。ありがとさん。 博:ふう、よかった。とにかく、そのソフトのマニュアルを見てくれとしかい えないからな。あ、NewsgroupとかArticleという用語はさっき説明したか らわかってもらえたとするぞ。あと、Follow-UpとReplyという用語につい ては、あるNetnewsの記事に対する反応を、Netnewsの記事として投稿する か、電子メールとして元の記事を書いた人に送るな、という差があるとい ったことも、なんとなくわかっていてくれていると思う。用語としては、 Subscribeってのが、そのNGを読む(講読する)ってので、Unsubscribe ってのが、もう読まないっていうことだ。まあ、用語については、その手 の資料で読んでほしいし、そのぐらい自分で調べてもバチはあたらんはず。 おっと、ちぃよぉっと待ったぁぁぁ。ひとこと、言っておくことがあるぞ。 いいかッ、本郷君ッ!!「人の環境を丸ごとコピーするのは危険」だぞッ。 本:ええぇえっ、でも、いいじゃないですか。何も問題はないではないですか。 博:なにをいってる。君の.signatureを見てみると、ほら、これ儂のだろうが。 本:あ、本当だ。こらまた、えろう、すまんのう。ところで、.signatureって 何ですか。あ、それも自分で調べてみます。はいよ。わかりましたよっ。 博:こういうことがあるから、丸うつしはあかんのよ。儂のように、よくわかっ た人に整えてもらうか、それとも、君が自分で理解できた部分だけを導入す るようにしたまえ。そうしないと、時に、大変なことになるからね。まあ、 これは何もニュースに限った話ではないのだな。 本:わかりました。さあ、では、いっちょ、いきなり投稿してみようかな。 博:ちょっとまったぁぁ。うるさいかもしれないけど、いきなり投稿はいかん! ニュースはだな、まず、読み方から勉強したまえ。出し方はあとの方がいい んだ。そうでないと危険なんだよ。うーんと、君はハムを知ってるかな。 本:ええ、あの豚とかの背肉を塩付けとかにした。 博:それはハムはハムだけど、儂のいってるのは、アマチュア無線だ。いや、ア マチュア無線を知らなくてもいいんだ。関係ない話だけど、Netnewsっての は、アマチュア無線的な部分があるっている人もいるぐらいでね。それはと もかく、アアマチュア無線用語いえば、「まずワッチする」ってのが重要な んだよ。つまり、とりあえずは耳を傾けて聞いてそこの様子を見る、その空 気に触れてみる、というのが結構重要なんだ。 本:あ、そこの様子を見てからにしろってことですね、わかりました。 博:だいたいのかんじをつかんでいた方が、この後の「歩き方」が楽だからね。 本:へい。さあてと、いきなりだが、電子メールでもこの人に書いてみるかな。 博:こりないやっちゃなぁ。いきなり知らん人にメールを出す馬鹿があるか。 本:何いってんですか、それができるのがfj.*のいいとこじゃないですか。 博:ちがうの。まだ君はそのソフトからメールを出す方法に慣れてないだろうが。 しかも、設定ミスがないといえるのか。わからんだろ?そういう時はだねぇ、 あらかじめ知っている人に出してみるんだ。そして返事をもらって読んでみ るんだ。そのぐらいのことをしてからの方が、やっぱ安全だと思うよ。 本:わかりました。えーと、聞いてもいいですか。 博:いいとも、うまく読めなかったら、近くの人に聞いてみるのが一番。何だ? 本:ええと、今何時ですか。いやぁ、自分の腕時計を見るのが面倒臭くって。 (3章の原案: 中村@シャープ、堀@東大、市川@富士通研、河野@ソニー、瀧川@おれごん)