fj.*の歩き方 (1996 Apr) (4.1)
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4.「投稿への道の巻」



4.1「テスト/セットアップ」

本:ところで博士、読むのはできたんですが。次はどうしましょう。投稿しまし
  ょうか?もう、やってもいいですよね。
博:とにかく、投稿することについては、ローカルなNGで充分練習をしていた
  方がいいぞ。まずは、慣れることだな。うちにもローカルなのがあるだろう。

本:でも、fj.testってのがあるでしょ。ここでテストしてみるといいのでは?
博:確かにfj.testはテストの為に使うものだ。ここに投稿すると、投稿結果に
  ついてメールの返事が来るようになっておるのだ。fj.testがあるというの
  にそれ以外のfj.*のNGにテストの記事を投稿するのは、結構嫌われる行為
  といわれておる。抗議のメール、時には剃刀メールといわれる、お小言のメ
  ールが山のように来るからな。テストをするならfj.testでやった方がよい。
本:おっ、ではfj.testに投稿してみよっと。

博:でも、本郷君のような初心者が、fj.test に出すとだな、設定が不十分なこ
  とが多いから、訳のわからないトラブルが発生すると思うぞ。しかも、どれ
  が悪いのか、どうしたらいいのか、全然わからなくなるだけではないかな。

本:うっ。
博:いや、やるな、といってるのではない。テストの効果の問題をいっているの
  だ。いきなりfj.testでテストするより、まずは、ローカルにテストして、
  (いるならば)諸先輩に確認をしてもらった方が、効果的ではないかな。

本:ま、そうですね。まあ、そういう考えもありますね。
博:そうそう、ま、どうするのかは自分で考えて行動してもらいたい。でも、や
  はり、ある程度ローカルで練習しておいた方が、いいぞ。それに、fj.test
  は、テストする場所であって、練習する場所ではないんだな。まあ、やるな
  とはいわないが、いつまでもfj.testで練習とかテストといって遊んでいる
  のもどうかと思うぞ。

  練習をしておいた方がいいというのは、例えばだ、フォロー、クロスポスト、
  キャンセルなど,自分の記事のコントロールが思うようにできないような、
  まあ、車でいえば仮免許以前の状況の時は、fj.*に出てこない方がいいよう
  に思うな。

本:なんでですか?
博:なんでったって、何もできないような状態で出ていっても、恥かいたり傷つ
  いたり苦労するのは、ヒョコヒョコ出ていってしまった自分なのだから。

本:でも自分で責任をとればいいじゃないですか。私の勝手じゃないですか。
博:うーん。あっ、自転車の運転と同じと考えたまえよ。fj.*という所は、ま、
  いわば公道なわけだ。そこに、自転車にうまく乗れないのにヨタヨタとび出
  てても(運がよければ大丈夫かもしれないけど)とても危険で、傷つくだけ
  だな。まあ、自分が傷つくだけならいいけど、周囲に迷惑がないとはいいき
  れないわけだ。だから、まあ、まずは、慣れるのが一番だと思うよ。

本:でも、さっき仮免許といいましたね。fj.*には免許なんてないはずですよ。
博:そりゃそうだ。第二種普通投稿者免許がないと投稿できない、なんてことは
  ないからな。うーん、免許というわけではないけど、少なくとも、自分がう
  まくやれるという自信がもてない間は、いきなり飛び出さない方が、周囲に
  とっても自分にとっても安全じゃないかな。

本:そんなこといったって、自信なんて自分で判断することでしょ。だったら、
  人によっては、いつまでも待っている人ができちゃうじゃないですか。
博:だから、まあ、待ってるだけのも駄目で。しばらくfj.*という道の流れを十
  分みておけば、誰でもそこに乗り出せるんだよ。まあ、安心しなさい。ある
  程度の練習はしておけば、後できっと役に立つから。

本:そうかなぁ。なーんか、fj.*って恐ろしい所みたいですね。
博:まあ、fj.*というものを馬鹿にしてナメてしまってもいけないし、恐ろしい
  とばかり思って何もしないのも問題で、まあ、自分なりのスタンスを確立す
  ればいいのではないかな。とにかく、公共の場なんだから。周囲に迷惑をか
  けて平気の平佐のような神経の奴は、周囲から嫌われるし、攻撃されるぞ。
  それは結局、周囲もエネルギーを使って損するし、何よりも、本人の損だ。

本:わかりました。まあ、自分で自信がつくまで、fj.*は読むだけにして、投稿
  の練習はローカルにやってみます。

本:(「それなりに時間が経過した」のポーズ)で、博士。何を投稿しましょ?

博:うーん、まあ、それもよくあるパターンといえるな。だいたい初心者に多い
  のは、「ネタがないけど、とにかく何でも投稿してみたい」という投稿意欲
  だけは旺盛なちょっと端迷惑ぎみな人と、「ネタはあるけど、笑われたり怒
  られたりしないかと不安で投稿できない」という心配症の人がいるな。で、
  本郷君はどっちかな。

本:私は、うーん、後の方かな。
博:ま、そんなに不安にならなくても大丈夫。fj.*への過度の期待もよくないけ
  ど、過度の不安も無用だな。まあ、鬼がいる場所でもないし、怖い人もいる
  と思うかもしれないが、優しい人だっているんだから。

本:でも、何か投稿してみたいんです。
博:おいおい、それは前者の方じゃないか。とにかく投稿したい、という人は、
  まあ、誰かの記事フォローという形でやるんだろうね。それが無難だから。
  それに、そもそも無理に投稿することはないんだ。fj.testとかfj.jokesに
  何でもいいから投稿ってのは、あんまり感心しないぞ。投稿した気にはなる
  かもしれないが、何も投稿する行為だけが参加の方法じゃないからね。

本:じゃ何があるんですか?
博:読むことだってちゃんとした参加だぜ。読んで、投稿者にメールを出したり
  するのだってそうだよ。まあ、ネットワークハイだとは思うのだが、とりつ
  かれたように1日に十だの何十だのと記事を投稿するってのはどっか無理が
  あるんだな。そういうような無理に投稿してるのは、案外長続きしないんだ。
  余裕をもって、長くじっくり参加できるように、自分の無理ないペースで投
  稿していけばいいのではないかな。