先生:はーい。皆んな元気かなぁ。今日はね、signatureの話だよ。 チカ:わーい。あ、signatureってのはは、ヘッダじゃないんでしょ。 ケン:うん、そうだと思うよ。頭じゃなくて、お尻についてるんだぞぉ。 ほら、こんなふうに。signatureのぞーさん。ぞーぉ。 先生:(無視して)そうなんだ。記事の最後についているのがsignatureだね。 チカ:先生。signatureって、必須なんですか? 先生:うーん。必須というほどのものじゃないね。でも、あった方が便利だよ。 ケン:あってもなくてもおんなじ、チカのおっぱいぱい。(ゴン:殴られる) 先生:でね、signatureの役目ってのは、いわば署名なんだね。 ケン:署名とsignatureはいっしょじゃないのかなぁ。 先生:えーと、だね。ここで最後の部分だよ、っていう意味合いもあるんだ。 チカ:あれがあると、最後まで到達してるっていうことがわかるのよね。 先生:まあ、本来の役目ってのは、まあ、この記事は私が書きました、というよ うな意味で、署名捺印したようなかんじかなぁ。まあ、そこまで大げさに いわないでも、そういう意味もあるんだ。また、どこの誰だというのを書 いたり、連絡先とか、そういうのも書ける場所でもあるんだな。 ケン:signatureは、必ずしも個人の主張を述べる場所ではないと思うなぁ、オ ラ。そんなに主張をやりたければ、本文でやればぁ。それに、よくみるけ ど、signatureを忘れたってって、わざわざキャンセルしてから再投稿す るという人がいるけど、それほど重要なもなのかなぁ。signatureがなく たっても死ぬもんじゃないもんね。 チカ:そうじゃないわよ。signatureもやっぱり個人による表現なのよ。そして signatureまで本文の一部なのよ。強制される制限なんかないのよ。表現 の自由なのよ。そうよ。自分の自由にさせてもらいたいのよ。自己主張の 一部であるんだから、表現の自由は保証されなければ駄目なのよっ。 先生:うーん、二人の意見、どちらも正しいんだね。signatureに何を書くかは、 個人の自由なんだね。だから、電子メールのアドレスとか、電話番号とか、 自分の主張とか、コメントとか、何には、絵まで書いている人もいるね。 面白いのを見るのは、結構それって楽しいよね。ねえ、そうじゃないかな。 ケン:でも、先生ぇ。signatureって、毎回毎回ついてくるんだよね。芸のない のを読まされてる、こっちの身にもなってもらいたいもんだぞ。 それにだぞ、本文よりも長いsignatureってのは、ねぇ、奥さまぁ。 チカ:そうね。そういえば、芸があっても、ねえ。それが毎回となるとか、本文 より長いってのもねぇ。さすがにやはり、飽きてしまうことも、全然ない とはいえないわね。うん。(しんみり)そうよ、そういうものなのよ。 先生:うん。表現する自由というのは、当然のことながらあるんだ。でも、読む 人のことも、少しは考えてほしいね。たまには変更するとか、最小限度で 済ますとか。ね。みんなも、そこらを考えてほしいんだ。 ケン:そうそう、signatureっていえば、文字化けしたsignatureは多いねぇ。 先生:たいていは設定ミスだね。編集した記事の漢字コード、.signatureの漢字 コード、Netnewsの内部の漢字コードと、そういうのがうまく一致してな かったりする場合なんだね。これらがちゃんと変換されるように設定して おけば、そういうことは発生しないんだね。まあ、これはもう、お近くの ニュースシステムの管理者に聞いて直すしかないな。 チカ:そうそう、同じようなので、同じsignature が2回あるというのも、ある わね。あれも、設定のミスじゃないかしら。設定には注意しましょうね。 ケン:でもなぁ、設定どうこうということもあるけどなぁ。結局、signatureと いうのは所詮は、書く人の自足満己かも、しれだいだぁ。 チカ:何をいってるのよ、それも言うなら、自己満足でしょッ。 先生:うん、ケンちゃんのいうのもある意味ではそうだけど。そんなこといった ら、記事を投稿するという行為だって、書く人の自己満足じゃないかな。 だから、自己満足でもいいじゃないか、fj.*の人達がそれを見て、楽しい とか、愉快だとか、ためになったりすれば、結局はfj.*の為になるんだね。 ケン:でもね、不必要な個人情報ってのは、他人の迷惑になるかもしれないぞぉ。 チカ:そうねぇ。さっきも同じこといったような気がするけど。毎回毎回、毎回 毎回毎回毎回毎回、同じのを見るのよねぇ。読む方があきちゃうのよねぇ。 先生:うん、だから、読む人のことも少しは考えて、signatureは短くしようとい う意見もあるんだね。その昔には、signature が(1画面使うぐらい)大 きいというのがあったんだ。さすがにこれを毎回毎回読まされたから、皆 んなは厭だ、ってことになったことがあったんだ。どのぐらいだと長いか というのは、人によって個人差があるから、何ともいえないけど、それこ そ、6〜7行でも多いと思いう人というのは、結構いたりするんですよ。 博士:(ト、乱入する)そうそう、中には儂のように、画面で十行しか表示でき ない、しかも低速な端末でfj.*のニュースを読む人もいるんだぞぉ。そう いう儂のようなもんは、十行近くもあるsignature がたらたら、たらたら、 たらたらと表示されると、もう、腹が立つというか、何というか。 チカ:でもね、そんな特殊な事情の人のことまで考えてたら、もうきりがないわ。 そんなのを使う方が悪いんじゃない。そこまで面倒みきれないわよ。 先生:まあ、それをいったらおしまいよ。ね。いささか特殊かもしれないけど、 そういう人もいるんだな。そういうことや、転送量の話とかもあったりし て、だいたい、数行ぐらいが目処じゃないか、という意見になってるんだ。 ケン:でも、四行以内にせよ、っていう人もいるよ。おら、知ってんだぞ。 先生:うん、それは、JUNET時代の合意だったね。まあ、その当時からいえば、 状況が変化しているんだけどね。でも、signatureは四行以内にすべき、 という意見もあいかわらず強いなぁ。 チカ:そんなぁ。じゃぁ先生、いったい何行にすればいいんですか。 先生:そこは自分で判断してもらいたいのだけど、まあ、程度の問題だよね。fj.* では、単なる行数で一律に規制するという、まるでお役人的なのもどうか なあという気がするねぇ。実際のその中味とか、期間とか、そういうのも 関係するわけで、何も何行だから駄目と、いいきれるのかなぁ。 ケン:そうそう、すてきなハイグレのお姉さんのテーバックのsignatureなら、 百行であっても、おら、何度も何度も何度も見れてもいいなぁ。 博士:そうそう。まあ、signatureについては、実際の所、流行ってのあるし。 まあ、色んな観点から常識で判断してもらうしかないと、儂は思うな。 チカ:そうね。自分で判断するしかないわね。そうそう、人の記事を引用する時 に、相手のsignatureを全部引用する人もいるでしょ。そういう礼儀もない ことはないわね、知ってるのよ私は。でも、長ぁいsignatureを引用してる のを見せられてる読者の身にもなってほしいのよね。それに、個人の間の 手紙じゃないんだから、署名の引用ってのも、TPOを考えてしてほしい と思うのよね。相手の署名を引用しなかったからといって、失礼になるよ うなことは、fj.*には、ないのよね。本当のところ。ま、どうでもいいわ。 先生:あ、あと言い忘れてたけど、fj.*ってのは、いわば公の場というか、広く 開かれた社会なんだね。だから、あまりに個人のプライバシーにかかわる 情報とかを、滅多やたらに書かない方がいいと思うな。fj.*に参加してい る人っていい人が多いんだけど、中にはとんでもない人だっているかもし れないよ。だから、自宅の電話番号を書いておいたりしたりするのは、や めた方がいいと思うな、特に、女性の皆さんとかね。それから、女性かと 思われがちの名前を持っている男性でもそうかもしれないね。そうしない と、こんな電話が来たりするかもしれないよ。はいっ、ケンちゃんどうぞ! ケン:はあはあはあ。よしこさん、おでんはなにがすきですか。おら、はんぺん。 先生:こういうのはいなかったとしても、何かのはずみで、fj.*に出していた個 人の情報が、どこに流れるか、特に名簿会社に流れるか、わからなんだ。 だから、不用意に個人の情報をsignatureに入れない方が、いいと思うね。 博士:ということで、signatureの項目終り。まあ、自分なりのsignatureを作っ てみて下さいよ。