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100年後にはこの説が教科書に載っていることを、ここに予言する。もし、この予言が外れるようなことがあれば命を差し出してもかまわない。
このサイトにメール等で投稿された、様々な個人的な進化の考えを統合し融合した新しい進化論の第一弾です。決してネオ・ダーウィニズムのパロディではありません。
個体の全細胞の突然変異は個体内で水平遺伝を行い、それが生殖細胞に赤血球等を通して伝わります。
獲得形質を持つ多くの生物は、たいてい、膨大な細胞を所有しています。当然、細胞分裂はその細胞の数の延べ数になり、天文学的な数値になります。人間の細胞でも速いものは数日で細胞が入れ替わります。
当然、個体の全細胞で考えれば、突然変異はごく普通に発生していることになります。もちろん、多くの突然変異は、異常であり発生することはできないでしょう。
しかし、その中で、中立や中立に近い変異は、細胞として生き残ることになります。特に、そのときの獲得形質に近い性質を持つ細胞や、そのときの環境に適合した細胞は、他の細胞よりも多くの細胞分裂を繰り返し、他の細胞やその細胞分裂を圧迫し、その割合を増していくことになります。
つまり、細胞で起こった有利な突然変異は細胞間での競争による自然選択である細胞選択がなされ、一世代内、一個体内で増殖していくことになります。生物は生きている間、その遺伝子を獲得形質にあわせて変化させているのです。
遺伝子が別の細胞に移動することがあります。現在知られているものはプラスミド、ウイルスを運び屋として移動する方法です。おそらく、これらは、他の個体への遺伝子の移動という派手なパフォーマンスで有名になったものです。トランスポゾンでは染色体から染色体へと遺伝子が移動します。レトロポゾンでは、RNAからDNAの逆転写により、多数の重複遺伝子を作成します。
そして、これらの方法以外でも、個体内の細胞から細胞へと遺伝子が移動する未知のメカニズムがあることは容易に想像できます。個体内の細胞間の移動であれば、その存在に気づくことは難しいでしょう。仮にこのメカニズムでの遺伝子の運び屋を「ユーちゃん」と呼ぶことにします。
そして、そのユーちゃんは、細胞から細胞へと遺伝子を伝えますが、有利な突然変異を起こした細胞は他の細胞よりも多くなっていますから、ユーちゃんに捕まる可能性も多くなります。また、さらに、赤血球などは血液を通して全身を流れていますので、ユーちゃんを含んだ剥離した細胞が血液の中に流れた場合、ユーちゃんに感染する可能性は高いでしょう。そうして、ユーちゃんは生殖細胞に血液を通して伝わり、遺伝することになります。
結果的に、獲得形質によって細胞選択された遺伝子が遺伝することになります。
素晴らしい、トンデモ学説とはとても思えない、というか、トンデモ学説なんかではない! これが真理だ!で、この説に、さらに説得力を持たせるための補記の文章を募集します。
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