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Cool Down Site
-目的のないホームページのために-


アクセス数の扱い方

 アクセス向上はホームページの持ち主が一度はかかる流行病であり、最後まで直らない持病です。
  ホームページを作って一ヶ月で飽きて、一年以上も更新せずにほっといても一日に平均3人が見にきていたのはなぜでしょう。どこからやってくるのでしょう。かの有名なロボットというものでしょうか。うーんアクセスログをとってみたいね。英語などの広告のメールがたまにくるけれど、あのあたりのロボットが徘徊してるのかしら。
 アクセス数にあくせくするのは、目的のあるホームページを作っている人たちに任せるべきでしょう。なにもしなくても、ぼちぼち更新を続けていれば一日3件のアクセスがあるのです。充分でしょ。なにも反応がないわけではないのです。
 基本的には、そのあたりのアクセスカウンタをつけて、100になった、1000になった、いったい誰が見てるんだ、と想像するのがアクセスに対する態度です。


アクセスアップは面倒だ

 アクセス数の増やし方ってわかります?
  毎日のように更新して、メールや掲示板には必ず返事をして、いろんな、今すぐリンクとかで宣伝しまくって(掲示板での宣伝だと、最低一件はアクセスがあるらしい、管理人が見に来るから・・・)、そうすると、1日1時間とか時間をとられるわけですよ。や、でしょ? 私は、やーよ、1日100件も1年100件もそう変わりはないでしょ、文字で書けばたった1文字の違いよね。金くれるわけじゃなし、広告つけたって時間あたりの単価計算したら、自治体の最低賃金基準を絶対下回ってるでしょう。そんな割の合わないことやっちゃダメ。まあ、トップクラスになれば、ネットの世界は一人勝ちの世界ですから、そうでもないのかもしれませんが。


アクセスアップというゲーム

 結局は、アクセスアップというのは、ゲームです。
 目的のないホームページを楽しむ方法として考え出されたゲームにすぎません。たしかに、一人でも多くの人に見てもらいたいという気持ちはあるでしょう。しかし、それと、このアクセスアップゲームに参加するかは別問題です。目的がなければ、見てもらう価値もないはずなのに、見てもらうためだけに、どうしてあくせくしなければならないのでしょうか? 目的のないホームページの王道は作る過程を楽しむことです。自分の作品が世界に発信されている。世界中の人が見ることができるという、可能性の事実で満足することです。

 アクセスアップゲームのルールは一日のユニークアクセス数で競うということらしいのですが、それだとニュース系が有利になりますし、読まれている量は、まったく変化がないのにまとめ読みをされるサイトが不利になることになります。その結果、日記系でも毎日のアクセス数を分散し安定させるために、内容を故意に別の日に分割したりすることになります。例えばルールを一ヶ月のユニークアクセス数にすると書き方も変わるというのは本末転倒です。

 梶井基次郎もカフカ、ニーチェ、ゴッホも作りたいものを作って生前は認められませんでした。そのような大芸術家・大哲学者の生き様を見習って、アクセス数などという数字に媚びることはやめることこそが王道です。

 ましてや、検索サイトへの登録や、掲示板での宣伝などは邪道です。内容のないページこそが王道なのに、内容のないページを登録するなど世間の迷惑でしょう。登録するときは、偶然に内容のあるページができあがったときに限ります。
 別に誰が見たからって、どうってことないでしょ。

 しかし、何もしないと、ほんとうにアクセス数が0の日が続きます。これは、あんまりでしょう。誰も知らない小さな国のままでは面白くありません。どこからもリンクされていないページは、誰もその存在を知ることはできません。
 昔とは違って最近はロボット検索も登録しないと見回りにこなくなりました。検索ロボットの更新も何ヶ月に1回とか経営が苦しそうです。インフォーシーク、Googl、goo、フレッシュアイのロボット検索にはとりあえず登録しておきましょう。どうせ、最初から検索の上位にいくことはありません。ホームページが増えすぎたこのごろでは、そんなに、はた迷惑でもないでしょう。

 目標は他人から教えられるものではなく、自分の中から生まれるものです。ホームページが何かの弾みに自分にとって重要なものになったときに考えればよいこと。間違っても、アクセス数を目標にすることは、やめておきましょう。疲れるだけですから。


アクセスはなくてもかまわない

 アクセスカウンターが1000以下のページを見てみましょう。カウンターに「製作者の確認回数はXXX回です」とか卑屈なのか開き直りなのか、単なるジョークなのか分からないコメントになっていたりしているところが好きです。2・3年更新されていないものも多く、一度作ったら、それで満足したのでしょうね。だから、このサイトは更新記録を持つのをためらっているのですが。

 このような場合には、開き直ってカウンターをなくすか、タイトルを「閑古鳥の歌」とか「ペンペン草畑」とかにしてアクセスが少ないことを楽しみましょう。一応検索サイトで調べましたが、まだ、このタイトルで検索にのっているサイトはありませんでした。ご自由にこのタイトルをお使い下さい。


アクセスアップはやめられない

 ホームページを運営する上で、気になりますのが誰が見ているのか、どう思っているのかということ。何も反応がないと、本当に誰も見ていないのではないかと、張り合いをなくすもの。ここみたいに、最初から、どうでもいいやと思っておけば(気にはしているのだが、がんばる気力がない)掲示板もなくてよいのですが、やっぱり気にならないわけがありません。でも、反応を気にして、右往左往するのも個人のページとしてはどうかな。趣味なんだから、自分の好みを最優先するべきでしょう。アクセス数を上げるのも、なんとなく、情報に踊らされている気がして、あんまりね。インプレスの罠にかからずに、自分の表現したいものを、分かりやすく表現する方法を模索して行きましょう。


総カウント数     本日のカウント数   


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