卵胎生メダカって知ってますか。
グッピーは品種改良に継ぐ品種改良で尾や鰭、体色について様々なものがでています。
しかし、原種は今のものと比べると結構地味です。
ベネズエラ付近の島々が原産だそうで、日本の温泉地で自生するのも原種に戻っています。
地味といっても結構魅力があり、美しさと生命感を兼ね備え、初めて見たヨーロッパ人が
飼ってみたいという衝動に逆らえなかったのも理解できます。
その後、グッピーはコンクールで優秀した十万のものからペアで三百円まで様々です。
小さな水槽が数百個あるかたはプリーダーになって
漆黒のグッピーでも作れば大儲けできるかもしれません。
メダカ類は種類も多く、みんな鮮やかな色をしています。
陽気で、丈夫で、繁殖しやすく、水草に大変映える魚です。
(水草はウオータースプライトが定番です)
グッピーに始まりグッピーに終わるとはよく見聞する言葉です。
その言葉通り、ファンも多くこの魚から飼い始めことが多いようです。
私も、最初はグッピーでした、根が素直ですから。
ある日水槽をみると、うん、水草の間になにかいる、とじっとみると、
魚の稚魚が何匹も泳いでいるのです。
いつの間にか、稚魚が泳いでいるのを、魚が湧いたという、
表現を使いますが、まさに湧いたという表現がぴったりなほど、
突然の感動を今でも覚えています。
ド素人の私にだって増やせるんだと、これが今思うと道を踏み外す始まりだったと・・・
アメリカでは尻軽女のことをグッピーと呼びますが、
派手な身なりをして異性を追いかけ回しているのは雄なんですから、
女狂いのことをグッピーと呼んだ方がいいと思います。
卵胎生とはお腹の中で卵を孵す動物のことです。つまり子供を産むわけです。
これは、沢山の魚が狭い場所に閉じこめられる水槽では、大変有利な性質です。
一度に多くの卵を生むよりも生存率は圧倒的に高くなります。
水槽で飼うのに最適な魚、それがグッピーだと思います。