キャプテン

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「キャプテン」は ちばあきお先生著の中学野球の漫画です。
20年以上前に少年ジャンプで連載されていたそうですが、もちろんオレは生まれていません。
オレがこの漫画に出合ったのは、小学校低学年の頃、母の実家ででした。

当時は野球のルールも良く知らなくて、ファースト、セカンド、サードの位置さえよく把握していませんでした。
それでも面白くて、夢中で読みあさったのを覚えています。

母の実家には「キャプテン」「プレイボール」(高校編)が全巻揃っていたのですが、オレが中学になった頃に、他の漫画と一緒に図書館に寄付されてしまいました。
ずっと残念に思っていましたが、先日奮発して「キャプテン」を全巻購入しました(後日「プレイボール」も全巻購入(^^))。

という訳で10年ぶりくらいに改めて読んだわけですが、やっぱり面白いです。
主人公の少年たちがページの中で生き生きと動き回っているのを読んでいると、まるで自分も墨谷二中の野球部にいるかのように、一緒に喜んだり悩んだり、
試合では一喜一憂したり、グイグイ引きこまれてしまいます。

「キャプテン」では歴代4人のキャプテンが登場します。
上のイラストはオレが描いたのであまり似ていませんが、左から初代キャプテンの谷口、3代目イガラシ、2代目丸井、4代目近藤です。
一番好きなのは谷口で、次にイガラシです。

谷口は最初はいわゆる落ちこぼれで、必死に努力を重ねてキャプテンになり、無名の墨谷二中野球部を引っ張っていくようになります。
気が弱くてキャプテンになった当初はハラハラしっぱなしですが、彼は素質も才能も無いものは努力するしかないのだと、少しも妥協することなく、過酷な練習に打ち込みます。
とてもひたむきで、最後まで決してあきらめない姿勢に感動もし、励まされもします。

イガラシは小柄の、丸井いわく「サルかラッキョ」顔で、野球はうまいけれどナマイキで口が悪い新入生として登場します。
イガラシはいわゆる天才型ですが、努力も並大抵ではなく、試合では痛々しいほど全力を尽くします。
最初は目が離せない弟のような感じで、キャプテンになって成長していくのを見るのも何か嬉しい感じがします。

丸井はかなり感情的でムラがありますが、卒業した後も何かとやってきては野球部の世話をやき、後輩のイガラシ、近藤を助けます。
イガラシも言ってますが、本当はいい人なんです。

近藤は剛速球投手ですが、自信過剰で、守備はカラッキシという問題児新入生として登場します。
当時キャプテンの丸井とは当然ウマが合わず、衝突ばかりしてしまいます。
試合ではたびたびピンチを招いたりしますが、なぜか憎めないキャラクターです。


野球漫画は沢山ありますが、「野球が好きな普通の中学生」をこんなに魅力的に描いた漫画は他に無いのではないでしょうか。
野球が好きな人、テレビで見るだけの人、野球は詳しくない・・人でも、きっと楽しめると思います。
単行本、文庫版などの全巻セットが中古などで割と安く売られていますので、機会があったらぜひ読んでみてください。



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