■ はじめに
今まで、アメリカに入国する場合は、入国目的に応じたビザを取得するか、短期間で観光やビジネスの場合で使用できる入国ビザ免除プログラム(VisaWaiverProgram:VWP)を用いてきました。 入国ビザ免除プログラムを使う場合は、飛行機の中でI-94Wという出入国記録を書いて入国審査を受ければOKでした。(I-94Wは旅行会社或いは飛行機内で配られます。)
例えばあなたがアメリカに2週間出張に行く場合、飛行機内で配られるI-94Wに記入して、 アメリカに到着後、イミグレーションでI-94Wを入国検査官に見せるとこう聞かれるでしょう。
入国審査官 「カンコーデスカー?」
あなた 「ノー、 ビジネス。 ツーウィーク。」
入国審査官 「オーケー」 スタンプポン。
日本語で聞かれる事もしょっちゅうです。
多分、一度アメリカに行かれた事があれば、経験があると思います。
審査時に怪しくなければそのまま通過。問題があれば別室送りか強制送還。
911のテロ以降、アメリカは様々な入国者の監視方法を試みました。 TSAによる徹底的な荷物検査や、金属探知機によるボディチェック、無作為抽出による徹底的な検査が行われていますが、今回の措置は米国が入国者を把握する為の電子化と理解しています。(アメリカ大使館の説明にもありますが、このESTAはビザとは異なる物です。)
注意!:
このESTA(エスタ)は2009年1月12日から正式運用となりました。 日本語での申請も出来ますので、アメリカに行かれる前には必ず申請を! なお、ESTAの申請は無料です。有料で代行する業者もありますが、書く内容は一緒ですし、日本語で出来ますのでご自分で申請する事をお勧めします。
私の先輩の失敗談:
入国目的の質問に「ビジネス」と、答えるところを「ワーク(働きに来た)」と言ってしまい、別室送りになったそうです。約2時間のお説教の挙句、「今回は入れるが2度と入れない。」と言われたそうで。。言葉を知らないと言うのは恐ろしい事だなと実感させられました。、
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